マスク

 なんと小豆島のドラッグストアでもマスクが売り切れ。再来週東京に行くので、マスクは手に入れて置きたい。ということで自分で作ってみることにした。ゴムの部分は市販の使い捨てマスクに付いていたものをぶち抜いて再利用。家に余ってたオーガニックコットンの布があったので3枚重ねで適当にチクチク縫う。はて、これが何かを防ぐのかは謎だけど、つけ心地は割といい感じ。

 夫に完成したマスクを見せてみると、「マスクって自分の唾を飛ばさん効果はあるけど、マスクしたからといって、外のウイルスを吸い込むのを防ぐことはできないらしいで」と言う。

( .... 今それ言うなよ。)

 テレビやツイッターを見るとコロナウイルスやら、なんやら大変なニュースや悲しい諍いがずっと続いていて心を痛めることも多い。でも画面から目を離して、窓の外に目をやると、目の前の日常はとても静かで平和。平和な日常だけを見てボケてたから引き起こった問題が今露わになっているんだろうし、それは反省しなくちゃいけないけど、それでもなんかすごい違和感を感じることがある。






文と写真 | 香川県 小豆島 ライター 坊野美絵