ソトコト1月号の連載「SUSTAINABLE DESIGN」にて掲載


ソトコト1月号の連載「SUSTAINABLE DESIGN」で香川県小豆島の郷土料理「かきまぜ」について書きました。(ソトコトオンラインでも掲載されています→こちら


小豆島に住み始めてから秋祭りやまちのイベントがあると、いただくことが多かったかきまぜ。原稿の依頼をいただいた時に、ちょうどかきまぜ作りに誘われ、取材を兼ねて参加してきました。


もしかして地域によってちょっと作り方がちがうかもしれないと思い、かきまぜに詳しそうな方を何人か紹介してもらい、電話をかけたり、直接お話しを聞きに行ったりもしました。


懐かしそうに、嬉しそうに話してくれる方もいれば、子育ての忙しい時期に早起きして集まらないといけなくて大変だったとか、若いお母さんは年上の女性がいる場所には気を遣うから来たがらないとか、必ずしもいいことばかりではなかったことも伝わってきました。


一方、私は人と集まる機会がめっぽう減っていたので、昔話を聞いたりあれこれ話したりしながら、手を動かす時間はとても豊かに思えました。


せっかくかきまぜの作り方を教えてもらったので、作って友人にふるまいたいところですが、ここのところ小豆島内でも新型コロナウイルス感染者が増えてきているので、残念ながら当分の間は大勢で集まることは難しそうです。仕方がないので、また集まれる日を楽しみに、自宅でかきまぜを茶碗によそう素振りでもしておきます。