影絵師・音楽家 川村亘平斎さんへインタビュー


影絵師・音楽家の川村亘平斎さんにオンラインでインタビューをしました。

川村さんは日本各地をフィールドワークして、地域の昔話をもとに物語をつくり影絵でパフォーマンスをされています。

昨年小豆島の福武ハウスでもプロジェクトが始まり、福田地区のリサーチをして、9月に地元の子どもや大人も参加しての影絵の上演をされました。

コロナで島でも次々とイベントが中止になっていたので、久しぶりの観劇はすごく心の栄養分になりました。

昔は福田でいりこ漁がさかんだったことも知らなかったし、「亀が打ち上がったら酒をあげて返す」っていうエピソードを聞いたのも初めて。

昨年はコロナで一般公開ができず、地元住民に向けて人数制限しての上演だったけれど、再び一般公開で上演するべくクラウドファンディングをされているようです。私も支援させてもらいました。

3月に上演予定でコロナの感染状況によれば延期するそうです。でもできる限りライブにこだわりたいと。

影絵を見ている時に、あの子ややあの親子にも見てもらいたいなぁ、もったいないなぁと思っていたので、また川村さんが島に来て上演してくれるのはすごくうれしいです。

感染対策は気をつけないといけないけれど、今こそ必要な文化・芸術があるんじゃないかと私は思います。

川村亘平斎さんHP


文と写真 | 香川県 小豆島 ライター 坊野美絵